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<ちあっぷのコラム>

店主が気まぐれに書いているタイについてのコラムです。
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Vol.16 「店主、仕入れの旅 その2」

 るーく・ちあっぷの商品の多くは、バンコク市内にある卸売市場「チャトゥチャック市場(タイ語の頭文字をとって通称JJ)」で仕入れているということは、最初の頃のコラムVol.3でお話しましたよね。土・日のみ開かれるこの市場は、ガイドブックでも「ウィークエンドマーケット」という名前で紹介され、2日間で20万人以上が訪れる巨大市場です。行かれたことのある方はお分かりでしょうが、ものすごい所なんですよJJは!!その広さ、人の多さ、熱気、ホコリ、臭さ・・・もうごちゃまぜです!迷路のような細い路地が無数に広がり、広い店で10坪ほど、狭い店では人が一人座れるぐらいの店がひしめくように並んでいます。この市場をウロウロして、適当に目に付いたものを拾い買いするわけではありません。店主がバンコクに住んでいた頃から通いつめ、商品を買ったり、店の主人と話しをしたりして、品質が良いものを正直に売る店を既に厳選しています。
 JJは、一応、広大な市場がSection1から27のエリアに分かれていて、木製品ならSection8、ペットならSection17、アンティークならSection25・・・と、分かれています。「一応」と書いたのは、タイ人の性格から言って、その通りにきっちり販売をするわけはないんですよね〜。例えばトグロを巻いている毒蛇の水槽の横にかわいいキャンドルが積み上げてあったり、異臭を放つドリアンの店とアロマオイルの店が向かい合わせだったり・・・(ちなみに言うと、その間の路上で行商のおじさんが魚の干物なんかを売り出そうものなら、もう異臭と異臭のせめぎ合い状態!!)。そんなJJで、店主は2日間で約18時間かけて、約30店から約200種の商品を買い付けます。
 店主がJJを訪れる時のいでだちはいつも同じです。ジーパン、Tシャツ、首タオル、ナイキのスニーカー(ちなみに2代目。1代目は底が擦り切れてエアーが破裂)。JJで店主のトレードマークになりつつある首タオルはダサいとタイ人には不評ですがこれには意味があります。汗を拭くだけでなく、検品時に商品のホコリをはたいたり、荷物の持ち手を一つに束ねて背負いやすくしたり、ペットコーナーを通過する時に鼻をふさいだり、などなど(タイではまだ鶏インフルエンザが懸念されていますからね)。もうひとつ店主の必須アイテムがタイ人の平均年収に相当する仕入れ資金がつまった斜めがけ黒ポーチ。スリ&置き引き天国のJJで仕入れをする際には、常にこの黒ポーチに左手を乗せて歩き、検品時以外に手を放すことはありません。旅行者はチャックがたくさんついた大きなウエストポーチをよく使いますが、ウエストポーチは商品を選ぶ時についついお腹がつっかえて邪魔になり、無意識に横や後ろに回ってしまいます。スリはこのチャンスを虎視眈々と狙っていますので要注意ですよ。
 大量に仕入れた商品をどうやって日本に輸入しているのかというところが興味のあるところでしょう。JJ市場内には「SEA CARGO」の看板が時折見られます。つまり、梱包をして船便で発送してくれる会社です。商品の品質もさることながら、輸入業者の経営はこの梱包屋にかかっていると言っても過言ではありません。梱包が不十分で商品が破損したり、送料を跳ね上げるためにスカスカに詰め込まれていたり、梱包前に商品を紛失されたりなどによってこうむる損失は甚大なものです。その点、店主は非常に幸運でした。JJ内でたまたま知り合った梱包屋さんは、非常に丁寧で親切、タイ人とは思えないきめの細かい仕事をします(失礼!)聞けば開業したばかりとのこと。これも何かの縁、新米同士一緒にがんばりましょう!と話したのがるーく・ちあっぷ開業直前の2003年11月でした。輸入時に商品が詰め込まれている木箱には目印として梱包屋の屋号が刻印されます。初めてるーく・ちあっぷの商品を運んできた木箱の刻印部分の板は、店主の自宅の部屋に大切に飾られています。
 次回コラムは、今回の仕入れの旅で収集した最新タイ情報です!いつも長〜いコラムを最後まで読んでいただきありがとうございます!

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