|
Vol.17 「店主、仕入れの旅 その3」
店主の仕入れの旅の模様を、3回連続のコラムでお届けしています。今回は最終回の「その3」です。
5月中旬の今回の旅は過酷でした。なぜならタイが一番暑い季節だからです。タイには季節が3つ、「HOT、HOTTER、HOTEST」というのが有名なジョークです。5月は最高気温が40度を超える、正にHOTESTのシーズンです。これを過ぎて6月に入ると長い雨期に入りますので、その時期に仕入れに行くよりはマシかと思いながら今回バンコクへ向かったのですが・・・。それにしても暑い!かーっ!(←店主の叫び)
前回のコラムでご紹介した卸売市場での仕入れの時は、喉の渇きを癒すために常に水分補給です。コーヒーはブラックしか飲まない店主も、タイに来た時は甘い飲み物が欠かせません。市場に滞在9時間中トイレには一度も行かず、正にマラソンランナー状態で買い付けに奔走しているので、糖分&塩分を定期的に補給しないと力が出ません。店主の大好物は屋台で売られている生しぼりの青汁です。タイでは、キムタクが飲んでいるウィダーinゼリーのような洒落たものはないので、おばちゃんがしぼった青汁を昼ご飯代わりに飲みながら歩きます。「バイ・ブアボック」というこの葉、るーく・ちあっぷのお隣りのお花屋さんで「ウォーターマッシュルーム」という名前でこけ玉になって売られているのを発見し、思わず「おいしそー!」と叫びそうになりました。タイでは砂糖で甘〜く仕上げてマイルドなドリンクに変身するのでございますよ、はい!
そんな暑い日中に仕入れを終えて、部屋に戻ってシャワーを浴びて(余談ですが、市場から帰ってシャワーを浴びると、排水口に流れていく水が黒いのですよ。これマジです)バンコク在住の友人や知人たちと食事をするのが唯一の楽しみです。だってビールがおいしいんだもん♪てへっ!「ビア・ハイネケン!ナム・ケン・ドゥアイ!(ハイネケンビール!氷入りで!)」と注文した後は、バンコクの最新情報についていろいろ聞かせてもらいます。喫煙する知人たちがボヤく最近の話題。店主がバンコクに住んでいた頃、法改正で公共の場所での喫煙がかなり制限されたことがありましたが、店主は喫煙しませんのであまりピンときませんでした。ところが今回、さらに喫煙者たちにプレッシャーをかけるために「オカルト・タバコ・シリーズ」が販売されるようになったそうです。外箱に喫煙の害でボロボロになった病人の生写真入りのタバコが発売されているのです。しかも種々のパターンがあり、歯がパラパラに腐った人、気管を切開され管を挿されている人はまだマシ、中には真っ黒の肺が剥き出しになった死体の解剖写真までついているものもあります。愛煙家の知人たちは、なるべくそれを見ないようにしながら必死でタバコを吸っています。しかもタイ語で「吸ったら早く死にます」とか「男性機能に障害が出ます」とか、オドロオドロしいキャッチフレーズ入りです。このシリーズは、喫煙率を低下させるかもしれませんが、写真を見た子供がショックを受けるかも、なんて発想はタイ人にはないようですね。さすが人の生き死にに執着しないタイ人!そんな彼らにタバコの被害を自覚させて、禁煙させるには強硬手段に出なければならないようです。このオカルト・シリーズは、最近タイ土産として注目されているようですので、旅行に行かれたら要チェックですよ。
いよいよ日本もHOTESTシーズンの到来ですね!サンダルやカゴバック、アクセサリーなど、るーく・ちあっぷではかわいい夏のアイテムがそろってます!ぜひお越しくださいね、お待ちしております!
|