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<ちあっぷのコラム>

店主が気まぐれに書いているタイについてのコラムです!
コラムの最後に店主が撮影した写真を紹介しています。

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Vol.38ちあっぷの世界比較人類学考

 タイのバンコクという都市は正に国際都市です。この街にしばらく住んでみれば、世界各国の人々と知り合うことができます。タイ人自身も古代から住む土着のタイ人以外に、中国系、マレー系などに分かれている上に、仕事や長期旅行などで滞在する欧米人や日本人、出稼ぎのために陸続きに流れ込むミャンマー人やカンボジア人などなど、バラエティ豊かです。なぜバンコクがこんなごちゃまぜ人種都市になっているかというと、アジアの大都市の一つとして、各国企業の支店や大使館などが非常に多いということ、また、物価も安く暮らしやすいバンコクに個人的に長期滞在する外国人が多いということが理由に挙げられますが、何よりもタイ王国の頂点に立つプミポン国王の「外から来る人たちを温かく迎え入れる国であるように」という方針から、ビザの取得や国際結婚などの手続きが比較的簡単なためです。タイで混血児は全くめずらしくありません。日本ではイジメの対象になるかもしれませんが、タイでは子供たちの羨望の的で、TVで活躍するアイドルは大概がハーフやクオーターです。
 ところで、20年以上尼崎市武庫之荘から出たことがなかった店主が、しばらくバンコクに住んだことによって、あらゆる人種の人たちと接触できたことは非常に勉強になりました。人種ごとの特徴・・・つまり各国の国民性を知ることができただけではなく、日本人という人種も客観的に見ることができました。非常に独断と偏見が入っているかもしれませんが、以下で店主が感じた世界の人々の特徴を述べてみましょう。なるべく複数の人を観察対象にしたつもりです
 まず、欧米系から。ヨーロッパ系の人たちは、ベルギー人でもオランダ人でもイタリア人でも、同じ大陸に暮らしているせいか、みな和気あいあいとしたムードです。そこで別格はイギリス人。イギリスは気候が良くない上に孤立した島国なので、国民の性格がシリアスだと聞いたことがありましたが、それは偏見かと思えば実際にも意外に当てはまっています。語学学校の授業中に挙手して「先生、後ろの生徒たちの私語をやめさせてください」などと物怖じせずに一石を投じるのは決まってイギリス人でした。馬鹿騒ぎを好まずクールな国民という印象です。アメリカ人は、自由と民主主義の旗手という先入観を持っていましたが、なかなかどうして、家柄や出身や学歴などを結構気にしている階級もあるようです。アメリカ人の一グループが、「ご先祖様は何系」であるかということをよく話題にし、出身を理由に親に結婚を反対されたという話をしているのを聞いた時には驚きましたが、アメリカ人の友人に確かめると、そういうことは珍しくなく、本国でもよくあることだと言っていました。
 アジア系では、ラオス人、ベトナム人などはのんびり農耕民族の趣きをかもし出していますが、ずば抜けて頭が切れるのは中国人とインド人です。「新規ビジネスを編み出した」とか「この儲け話に一口乗らないか」とかそういう話題でよく盛り上がっていますが、事実、バンコクで活躍する大手企業の経営者は大体がこの2人種です。アジア系で浮き気味の人種は韓国人です。何を言っているか分からないけど声が大きくて顔が怖い、と他の国の人たちから一目置かれています。実際は良い人であることの方が多いのですが、どうも外見で損をしている人種のように思います。
 最後に我々自身、日本人ですが、日本人と言う国民は世界中から注目され愛されているということに案外日本人自身は気付いていません。SONYやTOYOTAなど世界に誇るブランドを生み出し、東の果ての一小島の民族にして、世界に与えている影響力は絶大です。日本人は性格が良く勤勉であると評判は上々ですが、もちろん他人種から嫌われる短所もあります。ニコニコして恥ずかしがり屋に見える日本人は、反面、面と向かって言いたいことを言えない気の弱さがあり陰口が過ぎることもあります。単独行動を好まずどこでも日本人だけの集団を作って行動しがちですので、特にそういう場で陰口が盛り上がり、他の国の人たちから白い目で見られることもしばしばです。また、勤勉であるという長所が過ぎるところもあるのか、のんびりしたタイ人従業員を公衆の面前で怒鳴りつけて反感を買い、通勤用の自家用車に爆弾を仕掛けられた駐在員がいたという話も納得できました。

 などなど、店主が短い滞在の間に観察した結果から得た愚考を述べさせていただきました。店主はなるべく各国人種の良いところを真似する努力をして、自分が何人であるかと特に意識せずにバンコクで暮らしていたつもりです。「何人ですか?」と訊かれても「えーっと母は日本人、父はフランス人、おじいちゃんはタイ人で・・・あとは分かりません」とふざけて答えたつもりでも、「そうですかー」と別段、驚かれもしないのがバンコクという都市です。

(2007年4月)
(お詫び:この度、パソコンの不調によりコラムの更新が大幅に遅れたことを心よりお詫び申し上げます)


今回の写真は、食べ物関係を3つ紹介。

バンコクで、コーヒーブレイクのために
立ち寄ったマクドナルド。

タイには「マック・ライス」という
メニューがあります。

「香ばしい黒ゴマ、白ゴマ付き」
と書いてあります。
おいしいんかなぁ。


デジカメのチェックのために
屋台で食事中に撮影。

中華街で買い付けが終わり、
この屋台で20バーツ(68円)の
ラーメンを食べた後、
隣りのバス停から204番のバスに乗って
サイアムまで戻りました。

中華街で、一度、
フカヒレやブタの丸焼きなんかを
いただいてみたいですねぇ。

ある日の店主のディナー。
(ロータス・スーパーマーケットの
フードコートにて)

大好物ばかり。
春雨炒め、ピータン、
赤米のお粥、生春巻き。
しめて55バーツ(約190円)也。

これは、中国系タイ人が食べる
菜食メニュー「斎(ジェー)」と言います。
本国のタイ料理は国際色豊かです。

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