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<ちあっぷのコラム>

店主が気まぐれに書いているタイについてのコラムです!
コラムの最後に店主が撮影した写真を紹介しています。

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Vol.44お腹がこわれてもいいおいしさ!?」 

 近頃日本では「賞味期限」の改ざん問題が世間を騒がせています。賞味期限をごまかしたものや、売れ残りを再出荷したもののために、誰かがお腹をこわしてしまったというわけではないのが幸いですが、逆に、誰も具合が悪くなったわけではないのにこれほどまで問題が次々と露呈してくという状況も不思議な感じです。内部告発による通報がほとんどのようです。
 痛んだ食品でお腹をこわして保健所に通報したとすれば、タイの保健所の業務はパンクしてしまうでしょう。タイの日常生活では、そういうことは当たり前ということです。屋台で買ったソムタム(パパイヤサラダ)の具の沢蟹の塩漬けがプーンと匂って食べられない場合、買った人は「チョーク・マイ・ディー!(運が悪かった!)」と言ってゴミ箱に捨て、また違う屋台で買い直すのが一般的行動かもしれません。タイで暮らしていると、ある程度の不衛生さは当たり前で、「保健所に通報する」という観念はありません。
 店主がタイ語を勉強し始めた頃、日本の本屋さんで初めてタイ語会話の教材を買った時のことです。「医者と患者の会話」という例文は、以下のような内容でした。
医者「どうしましたか?」
患者「熱があります。お腹もこわしています」
医者「何を食べましたか」
患者「バーンカピ運河の戦勝記念塔で舟売りクイティアオ(米麺)を食べました」
医者「あぁわかった、あそこのクイティアオは食べたらいつもお腹をこわしますね」
患者「そうなんです。でもおいしくてお腹がこわれてもいいと思っちゃいます」
医者「そう、私も同じです。ではこれが薬です。一日3回食後に服用してください」
患者「ありがとうございます」
この会話が医者と患者の会話の例文になっていることには驚きですが、医者にまで「お腹がこわれてでも食べたい」と言わしめるバーンカピ運河の戦勝記念塔の舟売りクイティアオは、タイに行ったらぜひとも挑戦してみたいものだと大いに興味をそそられました(実在すればの話ですが)。もちろん、タイで生活を始めてからは食あたりを起こして病院にいく機会に備え「おいしいのでお腹がこわれてもいいと思ってしまいます」という例文を練習したのは言うまでもありません。いかにもタイらしいフレーズです。
 また、タイに暮らしている時には、一度こういうことを経験しました。日本から旅行に来た知人と中華料理店で生ガキを食べたら、その日の夜、知人が食中毒を起こして病院に担ぎ込まれたのに、同じものを食べた店主は何ともなかったのです。タイに来てしばらくは何度かお腹をこわすことも経験しましたが不衛生なものや古いものを食べ慣れていく内に、恐ろしいことに抵抗力がついたようです。タイは良い意味でも悪い意味でもそのあたりのことにはアバウトで、おいしければ問題ないという考えですので、衛生状態や賞味期限などを厳密に定めている日本とは大いにギャップがあります。タイで旅行会社に勤める友人は言います。「日本からのグループツアーの二組に一組には、必ず旅行期間中に食中毒や急性赤痢で病院に担ぎ込まれ、旅行日程中ずっと点滴をけるハメになる人がいる!」みなさんもくれぐれもお気をつけ下さい。
(2007年11月)


日本人旅行者が
テキメン下痢をもよおす果物屋台。

果物は新鮮ですが、
保冷用の氷と売っているおっちゃんの手が
不衛生なのです。

果物は、スーパーで買って
ホテルの部屋で食べるべし。

(おっと、この写真は前にも載せたか?)


なんじゃこりゃ?

タイのアパートにはキッチンがありません。
料理をしたければ、自前でベランダに
厨房器具を置くのが一般的です。

店主のアパートのベランダには
何もないので、スーパーで買って来た
パパイヤを食べようと思ったら
こんな感じです。


ジムトンプソンの工場の
階段の踊り場で撮影。

これを参考にして
店の正面の壁をディスプレイしようと
思ったんです、新装開店の時。

でもこちらは生花なんですよね。
タイはお花が安いからうらやましい。

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