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<ちあっぷのコラム>

店主が気まぐれに書いているタイについてのコラムです!
コラムの最後に店主が撮影した写真を紹介しています。

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Vol.46一言、相談してくれれば・・・」 

 先日、インターネットのトラブルのためにるーく・ちあっぷのホームページが数日間閲覧できなくなってしまいましたが、おかげさまで無事復旧し、こうしてまたコラムをアップできるのはとてもうれしいことです。さて、今回のコラムのタイトルは意味深ですね!?一体どういうことでしょう?このセリフは、日本人がタイのスーパーで買い物をしている時、商品を手にとって思わずつぶやいてしまう独り言です。この意味は後ほど語るとして・・・。
 タイには、日本語の商品名を冠していたり、日本語の説明を添付している商品がたくさん販売されています。理由としては3つ考えられます。まず、カッコ良く見えるということ。英語のアルファベットで「SAKURA」と書くよりも、毛筆で「さくら」と大きく書いているお菓子などは、高品質な日本製の商品をイメージさせ、タイ人にとってはいかにもおいしそうに感じるようです。二つ目の理由は、その商品を実際に日本やその他の諸外国に向けて輸出もしている場合です。商品名だけでなく、タイ語、英語、中国語、日本語・・・と数ヶ国語の説明書きをパッケージの裏面に並べて表記している商品もあります。理由の三番目は、タイに住んでいる多くの日本人向けとしての商品です。バンコクで日系スーパーと言えばスクムビット通りの「フジ・スーパー」で、お買い物をするのは単身赴任の駐在員さん、もしくは駐在員の奥さま方がほとんどです。日本から輸入されたカップ麺やレトルト食品が充実していて、店内はほとんど日本にいるのと錯覚するほどの品揃えです。ただ、生鮮品や加工食品などの一部は、「これはタイ産です」というポップと共に並んでいるものもあります。つまり、日本国内で販売する商品を、日本の会社がタイの工場で生産して輸入している場合、その商品の一部は輸出されずにタイ国内の日本人に向けても流通されます。パッケージは全くの日本の商品ですが、裏に「Made in THAILAND」と表記されています。この場合は日本の企業が生産する完全な日本の商品であると言えますが、前出の2つの理由の場合は、生産者はタイの企業ということになります。
 そうしたタイの企業が生産する商品で、スーパーでのお買い物中にヘンテコな日本語表記があるものに遭遇することが多々あります。しかし驚くのは最初の内だけ、しばらくすると、今度はどんなものがあるだろう?買って帰って他の日本人仲間に「こんなおかしな日本語を見つけたよ!」と自慢したくなってしまうものです。そして、日本人同士でその日本語の滑稽さに抱腹絶倒しながら、「商品化する前に一言、『この日本語正しいですか?』って、我々に相談してくれりゃいいのにさっ!」のいつものセリフが出ます。
 例えば、とある袋菓子。「苦者のスナツク、日常のお共で候」。これ、本当にそう書いてスーパーで堂々と売っているんですよ。商品化する前に、一言日本人に相談していれば「正しくは『若者のスナック』で、今の日本では誰も『候』とは言わないよ」と至って簡単なアドバイスがもらえるはずです。乾燥玉子麺の商品名は「少林寺ミアそスうめん」。全然意味が分かりません。少林寺の素麺と言いたいのかも知れませんが、実際これは素麺ではありません。ひらがなとカタカナのちゃんぽん、商品と全然違う名前・・・なぜこの商品名が生まれたか逆にメーカーに問い合わせたいぐらいです。2mm大の小粒タピオカで、有名なブランドに「西米」というのがあります。最初、その名前の由来が分かりませんでした。西洋の米?いえ、違います。要は、小粒のタピオカの見た目から「粟」とネーミングしたかったようです。これはまだ惜しい!と言いたいところです。
 これら、散々な日本語表記の商品は、先ほどの理由の一番目にあったように、タイ人の目から見ると「日本語が書いてある」というだけで十分なのかもしれません。ところが、理由の二番目のように、明らかに日本への輸出を意識して、詳しい日本語の説明書きをつけている商品もあるのですが、でもこれでは日本の輸入許可が下りないのでは・・・と他人事ながら心配してしまいます。日本でもヘルシーフードとして注目されているバジルシード(=ハーブの種。ふやかすとゼリー状になるデザート)の説明書きはこうです。「一、適宜の水分を加えすにより各々の粒は吸水及び膨張し。一、ココナツツ乳汁を与え最高のデーザトとなす。一、若し保管の時、多湿は断じて物体を冷暗室に置く。一、食物滋養に大く含み、女人の美蓉の助けとすな」・・・これをパッケージに印刷して、大量生産に踏み切ったメーカーに拍手喝采です。
  観光客も含め、バンコクにはあんなに日本人が溢れているのに、なぜタイのメーカーの商品企画担当者さんは誰も日本人に一言相談しないかが不思議ですが、要は、日本語が書いてあったり、日本語風の名前の商品であることが最重要なわけです。例えばCMで宣伝するほど人気のある商品の名前「どうぞ」「もし」「おいし」「かわいい」・・・などは、日本人が聞くと「ダサい名前だ」と思ってしまいますが、タイ人にとっては一度聞いただけで覚えてしまう、いかにも日本語らしくて親しみの湧くネーミングのようです。
(2008年3月)


出た!

これが
「少林寺ミアそスうめん」

ローマ字でUDONとも書いています

でも見た目は非常においしそうです

ジャスコで売られていた
「油揚ば」!!

爆笑!バカうけ!ツボにはまった!

笑えて笑えて、
包丁で真っ直ぐ切れないんですけど!


フジ・スーパー1号店。

おにぎり、たこ焼き、豆腐、
お弁当のおかず・・・
何でも売ってる
日本人にはありがたいスーパー

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