←トップページへ戻る

<ちあっぷのコラム>

店主が気まぐれに書いているタイについてのコラムです!
コラムの最後に店主が撮影した写真を紹介しています。

また、バックナンバーは一番下からご覧下さい。

また、このコラムに関するご意見やご感想をお気軽にお寄せくださいね。
メールはこちら→info@luukciap.com

Vol.48「人は外見で判断すべし 

 タイでは、「ロット・パーイ・デーン(=赤ナンパープレートの車)」と呼ばれる車があります。新車を購入してしばらくの期間(店主の記憶では3ヶ月だったかな…?)、赤いナンバープレートを仮につけておかなければなりません。これは何のためなんでしょう?初心者マークとは違います。ベテランドライバーでも、新車を購入すると赤ナンパープレートです。自動車は高級品ですので、赤ナンバープレートの車を運転していれば「お金持ちだ」「うらやましいな」と周囲から憧れと嫉妬の目で見られます。本来の理由があるのでしょうが、はっきり言って、自慢のためにつけているとしか思えません。
 実は店主もタイで暮らしていた時、訳あって新車を運転していた時期がありましたので、そういう周囲の態度を身をもって体験しました。「お金持ちの日本人だ」「独身女性なのにどんな仕事をしているんだろう」「もしや大金持ちの愛人か!?」などと、いろいろな噂が耳に入ってくるので複雑な心境でした。そんな店主が、スーパーで買った10バーツのゴムサンダルを履いて、99バーツのTシャツを着てウロウロしていると、「お金持ちなのにそんな格好はおかしい!」「なぜわざわざ貧乏に見える格好をする!」とタイ人の友人が不思議がるのです(注:1バーツは約3.3円)。もう少し高価な服を買う余裕がないわけではありませんが、十分使えて、気に入って買った服なので、全く問題はありません。しかも、近所の屋台に5バーツの豆乳を買いに行くのに、叶姉妹のような格好をしていたら余計におかしくありませんか?友人曰くは、5バーツの豆乳も金持ちが買うものじゃない、エアコンの効いたレストランで食事しろと言います。
 この感覚の違いは何だろう?と疑問を抱きつつ暮らしていたバンコクで、次第にその意味が分かってきました。タイ人は「外見で人を判断する人」が圧倒的に多いのです。つまり、自分がお金持ちであれば、それを身なりでもって十分周囲にアピールするべきで、わざわざ貧乏人だと誤解を招くような外見や行動は損をするだけだ、という考えなのです。そこで、店主、「日本には『清貧に甘んじる』という言葉があるよ。お金持ちだけど、質素に暮らしている人の方が、奥ゆかしくてカッコ良くない?」とタイ人の友人に議論を持ちかけてみました。「う〜ん。言っている意味は分からなくもないが、、、タイにも似たことわざがあるよ。『パーキーリゥ・ホー・トーン』だ」と教えてくれました。意味は「黄金を包んだ雑巾」だそうです。「つまりそれは、お金持ちということをひけらかさなくてカッコ良い人のことをそう呼ぶんだよね」と念押しすると、「いや、『変人』って意味だ」と断固主張していました。
 今でも店主は、バンコクで仕事をする時、199バーツのジーンズを履いて、20バーツの舟そばを屋台ですすっていますが、おかげで誰も、店主の懐にタイ人の年収ほどもある買い付け資金が収められているとは気がつきません。何よりも、お金に余裕があるからと言ってそれを惜しげなく使うことには抵抗があります。清貧に甘んじるというよりは、つまりは店主はケチなんですね。
(2008年7月)


スクムビット通り、ベンジャシリ公園。

ハイソな人や、
ハイソに見られたい人が
ジョギングします。

店主はよくルンピニー公園走ってました。
健康のためなので、
特に意図はありませんが・・・。


仕入れの途中に、
たまにはエアコンの効いた
良さげな店で食事します。

グリーンカレーを頼んだら・・・
おぉ!素晴らしい。
花まで飾ってあるやんか。


歩道橋の上から
セントラル(旧WTC)の前で
何やら楽しそうなイベントが見えます。。。
フリマかなぁ?

寄りたいのをガマンして
仕入れを続けます。
じゃないと間に合わなくなっちゃう。

<バックナンバー>
↑こちらをクリックで一覧のページへ

←トップページへ戻る